おがさわらの沼ログ

アイドルってかわいい。

“韓国旅行で”スマホを落としただけなのに

 

私ですね、二、三個前の記事で書いてるんですよ。

 

「2017年でスマホのデータを壊した。

2018年は精密機器を大切に扱う1年にする!」と、、、、、。

 

 

 

あれは、見事な伏線だったんでしょうか。

 

 

結論から言いますと

 

韓国でスマホなくしました(*≧∀≦*)

 

てへぺろりんってな、全然可愛くないよな、いやもう笑えない。

 

でも、オチから言っちゃいますが、なんとかなりました。

 

 

ということでお久しぶりの更新になりましたが、この経験が、海外でスマホを無くすという私のような絶望感を感じてどうしようもない方への一つの助けになればと思い、残させていただきます。

 

とりあえず私がスマホを無くした日の朝からプレイバックして行きましょう。

 

 

 

 

 

  1. スマホを無くす。

 

 

今回の韓国旅行は弾丸のオタ活が目的でした。最終日、仁川空港から朝に出発する飛行機に乗らねばならず、ほぼ始発で行かないとチェックインに間に合わない距離のホテルに泊まっていました。

朝早くホテルをチェックアウト、最寄りの駅に向かい改札を入ったところで気づきます。

 

 

「あれ、スマホがない、、、、」

 

 

Wi-Fiルーターを借りて行かなかったため、1日Wi-Fi利用券を購入してollehWi-Fi(ググってください)を使っており、最終日は「帰るだけだし」と、利用券を使用していませんでした。

簡単にいうと、ホテルのワイファイを利用している時だけ電波が通じる状態です。公衆Wi-Fiも今まで繋いだことがあればいいのですが、新しいものに繋ごうとするには設定が必要なので、結局私がロックを解除しない限り無理なんですよね。

 

 

最初は軽い気持ちで「ホテルに置いてきたのかも〜!」とホテルに帰り散々探したのですが見つからず、駅からホテルまでの道も探しつつ捜索、駅も探しましたが全く見つかりません。そして飛行機のチェックイン時間はどんどん近づき、諦めて空港に向かいました。

 

あれキッツイですよおおおおおおおおおおおおおおおおお

 

 

 

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私のかわいい愛しいスマホちゃんが、もうそこらへんにあるかもしれない、、、!もっと探せば出てくるかもしれない、、、!って思いながら後ろ髪を引かれる思いで、後ろ髪引かれすぎて全部抜けて綺麗なセミロングのカツラが完成してしまうのではと思うくらいがっつり引かれました。

 

 

お友達のスマホを借りて、携帯をなくした時にどうすればいいか、空港でできることはないか、検索をかけてみますが、それでも異国で出来ることなんてほとんどないので、もう目の前が真っ暗になる感覚を永遠に味わい続けます。某知恵袋とか不安になることしか書いてません。悪用されたらどうしよう。データ取られてたら?死ぬ。とりあえず“iphoneを探す”でスマホをロックしておきました。

 

 

 2.  空港でどうにかしたい

 

 

そして空港に着いたところでインフォメーションカウンターに向かいました。空港内には警察署があるはず(記憶)なので、そこで紛失届けを出そうとしたのです。自分で調べるよりお姉さんに聞いたほうが早いし日本語できるやろ!と。韓国の空港の人ってみんな日本語できると思い込んでました。ジコチューか。

 

 

おがさ「(韓国語)日本語できますか?」

姉さん「できんけどもね。ま、話してみ」

お「げ、あー、あーmうーm、きょ、きょんちゃるそ(警察署)おでぃえよ、、、」

姉「あー、あるけどさ、なんで?

 

 

出ましたーーーー。「なんで。」韓国語ちゃんとできない、英語はもっとできない人が状況説明できるのでしょうか。

 

 

 

 

 

それが人間追い詰められると結構できます。

 

びっくりだよね。私もびっくり。火事場の馬鹿力ってやつかな。忘れ物と火事なんて比べたら慣用句を作り出した昔の人々に怒られそうなもんではありますが。

 

そんな力を発揮したところでお姉さんにはその私の追い込まれ具合と熱意は伝わりません。

 

「あー。でも空港の警察署は空港のことしか扱えないんだよねー。空港外のことはね、無理なの。はい。だからね、はい。無理だから。電話でどうにかして。112ね、そこに電話して。」

 

 

「え。(電話で状況説明するの?無理)でも時間なくてきたわけだし、届けを出すぐらいはなんとk」

 

 

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だーかーらー!(食い気味)(怒)無理なんですよここで申告するのは!(お前ほんとにわかってんの?という顔)電話でするしかないの。ね。はい、わかってます?わかりました?」

 

 

カンカンカンカーーーーーーン!完全にマウント取られた。もう何も言い返せない。

わかってないんだろうと思ってたんだろうな。多分こっから私が何を言っても全部食い気味で「無理!」の一点張りだったと思う。「ね」と腑抜けた返事をしてその場を離れました。心の中では

 

 

「おっまえーーーー!!!自分のスマホがなくなって異国でそんな反応されたらどう思う!?!!!????!!?お前のスマホも無くなっちまえ!!!!!」

 

と思ってました。

 

 

で、しょうがないのでとりあえず空港内にたくさんある公衆電話から112に電話してみる。T-moneyカード使えました。公衆電話使うのも久しぶりだし、何より日本語でさえ電話するの苦手なのに韓国語〜、、、。とりあえず日本語できる人に代わってもらおう。と。

 

あと、今調べたら112って日本でいう110番って書いてあるんですけど、、、わたしそんなたいそうな番号に電話してたの、、、、やだ、、、日本でも掛けたことないよ、、、

 

 

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112は緊急ですよ感が世代を超えてビジュアルから全開で伝わってくる。ゲ。失礼しました本当に。

 

 

 

 

☎️「もしもしーどうされましたか(的なノリだった)」

お「すいませんけども日本語できる方いらっしゃいませんですかね?」

☎️「待っててね〜今変わりまーす」

 

よかった!やっと状況説明できる人に出会えそう!と思ったのもつかの間

 

☎️「あー、今ね、いなかった!から、私でよければ聞くけどどーお?」

 

というさっきのインフォのお姉さんと同じ反応。詰んだ。

とりあえずこっちもさっきした説明をしてみる。

 

「ソウル市内でスマホ落とした。飛行機の時間があって市内で届け出せずに空港まで来た。けど空港内じゃ申告できないらしくて、とりあえずここに電話しろって空港の姉ちゃんに言われたの(責任転嫁)」

 

 

☎️「あー、、、、うん、、、、、。じゃあさ、そこに警察官送るから、目の前に何があるか教えて〜あと名前も〜」

 

へ?え?ここじゃ申告できないんだよね?またたらい回し?と思いつつもとりあえず流れに乗っておいたほうがいいか、実際飛行機の時間もギリギリになっちゃうしな。と、とりあえず周りの状況をお伝え。

 

 

20分後()ぐらいにおじさんの警官2人組が現れる。

「◯◯さん?電話した人?え?外国人なの?え?スマホなくした?あー、じゃあ紛失物センターに案内するから」

?おじさんたちは何を聞いてここまで来たの?と思いつつもついていく。紛失物センターってさ、え?申告できないよね?は?

 

とりあえず今まであった状況、ここじゃ紛失届け出せないらしいこと、飛行機の時間が割と危ないことを伝えながらついていくと、紛失物センターの姉ちゃんにそのまま説明してくれる。優しい。しかしこの説明な、わし、空港に来てから三回やってます。すっげえ無駄じゃね?

 

 

 

紛失物センターの姉ちゃんは、日本語ができました。やっと出会った!!!!やっと日本語通じる!!やっと!説明できる!さあ!なんでも聞いて!なんでも教えてあげる!とノリノリな気持ちでお姉さんと対峙。

 

しかしお姉さん、めっちゃ他人事、冷たい。(基本的には海外ではそれが当たり前なんだけどさ)期待してたけど、そうよね。ここ空港だもの。たくさん外国人来るよね。いちいち完璧な態度とってられないよね。

 

普通に態度だけならいいんだけども、

 

お姉さん「はい、どんなのですか?どこで?ホテルに言いました?はい。スマホ、○色、iphone、わかりました。じゃあこの書類書いてください。」

おがさ「そ、っそれだけ?」

 

おじさんたちも会話の短さにさすがにそれだけ?と思ったのか、お姉ちゃんに対して「ちゃんと聞いた?スマホだよ」と会話に入って来てくれる。それにもめっちゃ冷たいお姉ちゃん。「はい、だから今書類書いてもらってますから。」

 

 

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そしてカキカキしてる間に

「◯◯〜(下の名前呼び捨て)さよなら〜!」

と手をにこやかにブンブン振りながら去っていくおじさん達。すっ、スキー!!!!サンキューカムサハムニダー!!!仕事増やしてごめんなー!!!優しさが染みるよ!!!

 

しかし去り際に「見つからなそうだよね〜」と言ってるのが聞こえる。やめて、聞こえてます。

 

 

 

その書類が

 

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ネットから拾ったサンプルです。記憶にある限りまんまこれだった気がします。

 

で、英語で書くより韓国語で書いた方が伝わるだろうと思い、必死に韓国語で書いていく。

「えー、これあってるかわかんないなー」とブツブツ言いながら書くと

 

日本語でいいですから。

 

、、、、は?????

 

 

 

え?じゃあ今この書類は誰に書いてるの?誰のために書いてるの?これ、誰が見るの?誰か確認するの?は?え?何????

 

もしかしてじゃあ、さっきお姉さんが聞いた情報が全て?え?テキトーに聞いたよね?あれが全てなの?わたしケースの話とか全くしてないよね?

 

この時点で察しました。

 

 

「こりゃ見つからん」

 

 

見つかったとしても、きっとデータと照らし合わせられないだろうし、なんなら見つかってデータと奇跡的に合ったとしても、わたしへどのようにその連絡が来るんだ?(わたしが書いた連絡先は住所とパスポート番号と無くした携帯の電話番号、メアドなどは書いてない)

 

 

 

そしてこの書類をコピー機でコピーしたあと、控えでーすって渡されました。そして衝撃の言葉。

 

 

「これ、空港が代わりに申告してることになるので、お客様に届かないかもしれませんがいいですか?

 

 

えまっていいわけなくない?笑 じゃあなんのための申告?は?無駄にもほどがあるだろうがよ。

(後から思ったけど、これ多分保険に利用するための控えとして書いてるのかも?無駄ではなかったのかな。)

 

※人生において本当に大切なものを無くすとめちゃめちゃ性格すさみます。ただでさえ異国ですし。ていうか失くしたのは自分の責任なのに笑

 

 

 

 

もうなんか言い返す気力もなくなり「あーはい。」で終わり。次の人の案内に入るお姉さん。まぁ。ごめん。そうだよね。わたしが悪かった。わたしが無くしたからさ。ていうか無くすって漢字ってどっちが正解なんだろう。失くすもあるよね。無くす。どっちなのかな。もうどうでもいいや。落としたって言えば。さようなら愛しいスマホ。バイバイキーーーーン⭐️ぐらいの気持ちまでなります(闇)

 

 

 

 

 

そして飛行機に乗って日本へ。嗚呼。飛行機の中、何もできず、眠ることもできず。ただただボーッとするだけ。大失恋した人みたいになってました()

 

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私、スマホ依存症の自覚は割とあったほうなんですが、無くなるとこんなに凹むとは思ってもみませんでしたよ、、、、、、。また買い直す費用も手間も、なくなったデータも、連絡を取らなければいけない職場とか家族とか友人とかもうめんどくさい。しかも異国にまだあるかもしれないっていう気持ちのままですから。もう。もうもう、もう。

 

 

 

長くなってしまいました。この後日本で何が起きたかについて次で説明していこうと思います〜!!!

人の優しさが染みる回となりますのでご期待くださいませ〜^^

 

 

続く。